第41幕 バットマン ビギンズ ~正義を執行する~
- 作品情報
監 督:クリストファー・ノーラン
出演者:クリスチャン・ベール
- あらすじ
ブルース・ウェインの少年時代、ゴッサム・シティの資産家である両親を失った。それはゴッサムの治安が悪かったことが起因になっていた、なのでブルースは弱者を痛めつける悪を倒すことを決意する。
世界中を放浪し成長したブルースは、ラーズ・アール・グールと呼ばれる影の同盟に出会うことになる。ラーズ・アール・グールは表向きは自警団として活動しているが裏の顔は、正義の為なら手段を問わない危険集団だった。
ブルースはラーズ・アール・グールのリーダーに教えを請い、心身のトレーニングを行う。ブルースがゴッサムに戻ることになったときにはゴッサムはさらに腐敗が進み、かつて以上に、悪の組織と暴力が蔓延していた。
そんな時にブルースは、自分の中にもう一人の自分がいることに気づき、悪を悪で倒すためにバットマンになる。
- 感想
正直に言って私はバットマンに偏見がありました。ヒーローといえば何かしらの能力を持っていて、皆に認められながら敵を倒すことが正義だと思っていました。
ですがこの映画を観たときに、自分の固定観念が壊されました。武器は鍛え抜かれた肉体と、自分の資産を使った、ハイテクな装備。ほかのヒーローと比べて派手さは無いのだが、観る者を引き付けるあの容姿には惚れてしまいましたね。
なかでも悪を倒すときの精神は本当にすごいと思います。自分の体は後回しで、悪をつぶすことが最優先なのはかっこよすぎますね。 ただ自身の身勝手で悪をさばいているので見方を変えたらバットマンが悪なのもしょうがない。でも頼ってしまうほどの力を持っているのも確か。
バットマンはDCコミックスの中でも、能力がないのにもかかわらず圧倒的な人気を誇っているのもこの作品を観れば納得できるし、さらに言えばこの作品の次回作ダークナイトを観るとバットマンやべぇってなること間違いなしですね。
最近では、DCコミックスのヒーローが映画化していますが、私の中ではバットマンが他の映画を寄せ付けずに1位にずっといるくらい大好きです。