第13幕 オール ユー ニード イズ キル ~勝つまで何度でも繰り返す~
- 作品情報
監 督:ダグ・マーリン
出演者:トム・クルーズ
- あらすじ
ギタイ(敵対的な宇宙人)の侵略を受けている近未来の地球を舞台に繰り広げられるストーリー。主人公であるケイジ(トム・クルーズ)は、初め臆病で軟弱な人物として登場する。
そしてそのまま戦場に赴きギタイと相打ちになり死んでしまう。
その相打ちになったギタイが特殊な個体でケイジは軍隊に配属されてから戦場に赴き死ぬまでの2日間を繰り返すようになってしまう。
死んでは戻り時間のループを繰り返しながら、どんどん成長しながらギタイに勝つ方法を模索していく。
- 感想
まずこの作品は、日本の小説が原作となっている。原作との内容はハリウッド映画らしく変わっているが上手く完結させていると思う。
この作品始まって10分くらいでかなり臆病で軟弱な主人公で死んでしまうので、当然といえば当然なのだがやはり「えっ」って思ってしまいます。そんなこともつかの間、時間が巻き戻り同じ日を繰り返し締めるのは笑ってしまいますね。
その時間を繰り返していく中ではじめは主人公とは到底言えない弱さを見せるセイジなんですが、トライ&エラーを繰り返す中でどんどん強くなっていく姿はまさしくヒーローを彷彿とさせるものになっていると思う。
時間を繰り返し学んで実践し、味方を助け敵を殲滅していく様子は、かっこよく演出されていると思う。 かっこいいといえば最初は全然使いこなせないパワードスーツも繰り返すことで、手足のように動かしアクションを行っていくのはもうかっこいいんですよね。 基本の武器は銃なんですが、ヒロインのメイン武器は剣と専用武器になっている。っこれには理由があって剣となっているのだが映画でははしょられていましたね。
- 最期に
この作品は時間のループがメインのテーマになっているので時間の流れがわかりやすく表現されているので、あまり小難しいことを考えなくても鑑賞できる映画だと思う。
同じことを繰り返しながらもあきらめずに戦う姿はヒーローさながらなので感情移入もしやすく、さらにハリウッド映画ならではのENDなので楽しめる作品になっている。
だけどもどうせなら原作である「AII You Need Is Kill]を見ても面白いと思います。大筋の内容はあっていますが、物語は違っているので同じ作品で2種類の展開を楽しめるのはいいと思う。
でもこういう作品は賛否両方の意見があるのもわかりますが私はどちらの作品も気に入っているので是非両方の作品を楽しんでもらいたいですね。