第35幕 ハードコア ~映画をプレイしよう~
- 作品情報
監 督:イリヤ・ナイシュラー
出演者:シャルト・コプリー
:ヘイリー・ベネット
- あらすじ
主人公のヘンリーはロシア高空に存在する研究施設で目を覚ます。極度の重傷を負い、記憶を失っていた彼は、エステルという自分の妻を名乗る女性によってサイボーグ手術を施され、体の修復などを行っていた。
失った声帯の修復を行うときに、研究所がエイカンという念力を扱える男と武装した彼の部下により襲撃を受けることになる。
ヘンリーはエステルを連れて脱出しようとするが、待ち構えていたエイカンの部下によりエステルが拉致され、ヘンリーは追われる身になってしまう。
ヘンリーは声帯がないため声をだせずわけもわからない状況に陥ってしまうが、ジミーと呼ばれる男のサポートを受けながらエステルを奪還するためにエイカンに立ち向かっていくことになる。
- 感想
この作品と出会ったときはびっくりしました。今まで見た映画とは一線を引くような作品でしたから。
この作品は主人公の一人称のみで作品が出来ているので、あたかも自分が映画の主人公みたいな感じ、もしくはゲームをしてるような感じになっているので、この新しい発想には本当に驚きましたね。
発想は面白いのですが内容はかなり薄っぺらいものになっているのですが、主人公視点での銃撃戦や戦闘はもちろん、物語の中でどういうところに視線をやっているのかがわかるので、そういうポイントを観ていくと面白い作品になっていると思います。
ゲームのFPSと呼ばれる作品を映画にしてる感じなので私はとても楽しむことが出来ました。
ですが内容はまぁいい、戦闘もOK、なんですが、戦闘が行われた後のエグイ表現だけは、人の好みによってこの映画の良しあしがかなり変わってくると思います。
個人的には、今までに主人公視点のみの映画を観たことが無く、この映画が初めてだったので、かなり楽しむことができました。
こういう新しい発想の映画は面白いのでどんどん作っていってほしいですね。